トレーニングアプリのメニュー画面。Ab WheelやArnold Pressなどのエクササイズがリスト表示され、種目ごとの部位や回数・重量も記録されている。
Strongに登録されている種目

日々筋トレする中で「これ役立つな」というものの一つが、Apple Watchです。

で、Apple Watchで「Strong」というスマホアプリを使っています。この組み合わせがめちゃくちゃ便利なので、筋トレする人はもうこのためだけにApple Watchを買って使ってもいいと思う位、マジで便利です。

というわけで今回は、私が愛用している最強の筋トレ記録アプリ「Strong」を、課金ユーザーの目線で徹底的に紹介していきます。

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ウサミミ
無料でも利用できるよ!

AppleWatchで筋トレを管理!Strongでできることを紹介

このアプリでできることは、めちゃくちゃたくさんあります。正直、多機能すぎて逆に分かりづらいかもしれないので、私が普段使っている基本的な機能を中心に紹介しますね。

トレーニングのテンプレートを作成

トレーニングルーティン『A』の履歴表示画面。ベンチプレス、インクラインベンチプレス、ケーブルクロスオーバーがそれぞれセット数とともに記録されている。
Aの日の種目の一部

まず、トレーニングのテンプレートが作れます。私の場合、現在「A/B/A'/B'」という4パターンのスケジュールでトレーニングを組んでいます。

  • A: 胸・脚(高重量)
  • B: 背中・腕(高重量)
  • A': 胸・脚(回数狙い)
  • B': 背中・腕(回数狙い)

こんな感じで、日によってどの種目をやるかのテンプレートをあらかじめ登録しておけるんです。種目だけじゃなく、目標のレップ数やセット数、休憩時間なんかも登録できます。

Apple Watchだけでトレーニングを記録

Apple Watchのタイマー画面。『Bench Press』の休憩タイマーが1分43秒に設定されており、残り時間と現在時刻が表示されている。
Apple Watch上でタイマーが作動する様子

トレーニングを始めたら、あとはもうApple Watchを操作するだけ。

1セット目が終わったら、Apple Watchのチェックボタンをポチッ。すると、自動的に設定した休憩時間のタイマーがスタートします。タイマーが鳴ったら2セット目開始。終わったらまたポチッ。この繰り返し。

最初にテンプレさえ作っておけば、あとはそれに従うだけで筋トレの記録が簡単に取れるんです。

もちろん、その日の調子に合わせて記録の変更も可能です。「今日は調子が良いから、80kgを10回できた」みたいな時も、Apple Watchからサッと重量や回数を変更できます。セット数を追加するのだって簡単です。

履歴確認と1RM自動計算

Lat PulldownやPreacher Curlなどのトレーニング種目の詳細な記録画面。各セットの重量と回数、1RMやボリュームの指標も表示されている。
MAX更新や1RM更新を教えてくれる

スマホの方では、もちろん過去のトレーニング履歴も見れます。

「昔はベンチプレス50kgが限界だったけど、最近は80kgまで挙がるようになったな…」みたいな成長の軌跡をたどれるのは、結構なモチベーションになります。

さらに、各種目の最大挙上重量(1RM)を自動で計算してくれたり、トレーニング全体での総負荷量(ボリューム)を表示してくれたりと、細かいデータも全部おまかせ。私みたいな初心者トレーニーは、どういう計算をしたらいいかよく分からないので、アプリが勝手に色々やってくれるのはすごい便利だし、ありがたい。

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ウサミミ
ノートにメモするより圧倒的に楽だし、データが自動で蓄積されていくのが楽しい。ライフログ好きにはたまらんのです。

スマホ不要でトレーニングに集中

Apple Watch単独で動くのもデカいメリットです。

大きめのジムだと、ロッカーとトレーニングエリアが離れていたりしますよね。でも、スマホはロッカーに入れっぱなしでOK。トレーニングの記録は全てApple Watchで完結できるんです。いちいちスマホを持ち歩かなくていい。最高だ。

Strongの料金プラン:無料と有料の違い

これだけ高機能だと有料なんでしょ?と思いますよね。基本は無料でも使えます。

  • 無料プラン: 基本機能は使えるが、作成できるテンプレートは3つまで。
  • 有料プラン(サブスク): 全機能解放。料金は年間3,500円。
  • 有料プラン(買い切り): 15,000円で永続的に全機能が使える。

私は今、年間プランを契約していますが、正直もう買い切りで買ってもよかったなってくらい満足してます。15,000円の価値は余裕でありますね。断言します。

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ウサミミ
テンプレートの制限以外にも色々と制約があるかもしれない。

Strongのデメリットと注意点

Ab Wheel(腹筋ローラー)の使い方インストラクションが英語で3ステップに分かれて表示されている説明画面。
種目の説明は英語

最強のStrongですが、いくつかイマイチな点も。

一つは、一部の日本語翻訳が怪しいこと。基本は日本語で使えますが、たまに英語表記が残っています。

もう一つは、日本語での情報がネット上に少ないこと。最新の情報を探そうとしても、古い記事しか出てこなかったりします。ただ、まぁ、使ってみれば大体わかるくらい直感的なので、そんなに問題じゃないかもしれません。

Apple WatchユーザーならStrongをぜひどうぞ!

Strongアプリのまとめ
  • Apple Watchとの連携が最強で、手首だけで筋トレの全てを管理できる
  • テンプレート作成、ログ記録、休憩タイマー、履歴確認、1RM計算など機能が豊富
  • スマホをジムに持ち運ぶ必要がなくなる
  • 無料でも使えるが、テンプレート数の制限あり。課金する価値は十分にある

以前は正直、ちょっと「かゆいところに手が届かない」感じもあったんですが、最近のバージョンアップ(v6)で一気に改善されて、もう最強の筋トレアプリになったと言っていいでしょう。

他にも筋トレ記録アプリは色々ありますが、Apple Watchとここまでシームレスに連携して、高機能なアプリはStrongくらいじゃないでしょうか。

まずは無料で使ってみて、気に入ったら課金、という流れで試してみるのがおすすめです。

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