『俺のAIはGemini』というキャッチコピーとともに、筋肉質な男性がスマートフォンを持ち堂々と微笑むイラスト。背景にはChatGPTのロゴが薄く表示されている
ChatGPTのメリット:こういう画像を簡単に作れる

どうも、AIボディ斉藤です。

私が普段、ボディメイクの相談をしているAIは、何を隠そうGeminiです。Googleが提供しているAIチャットボットで、基本的な使い方はChatGPTと変わりません。完全な競合サービスですね。

昔は「ChatGPTの方が性能が高い」と言われていたし、私も実際そう感じていました。ですが、時代は変わりました。最近じゃ、もはやGeminiの方が優秀だと感じることが圧倒的に増えてきたんです。

てなわけでこの記事では、なぜ私がChatGPTじゃなくてGeminiをメインの「戦略コーチ」に据えているのか、そのリアルな理由を全て紹介していきます。

ChatGPTよりGeminiをメインで使う2つの理由

AIには、私の最終目標である「ラグビー選手のようなデカい男になる」というのを伝えてあります。その上で、Geminiの方がコーチとして優秀だと感じる理由は、主に以下の2つ。

①長期的な目標を見据えた提案力

これが一番大きいですね。Geminiは、私が投げる日々の質問に対して、常に「体をデカくする」という最終目標を踏まえた上で回答してくれている気がします。

一方で、ChatGPTはなんかその場その場で返答してる感じが否めないんです。もちろん最終目標を無視するわけじゃないんですが、会話の途中で「あれ?お前、俺が何目指してるか忘れてね?」みたいな瞬間が結構あります。

だいぶ印象ベースで申し訳ないんですが、普段からやり取りしてて、回答の「納得感」が高いのがGemini、低いのがChatGPTという印象です。

②日付や時間を正確に把握する計画性

トレーニング後の食事を終えたユーザーに対し、AIが次回の食事時間と内容を提案。12時頃に白米、鶏胸肉、野菜サラダを摂ることが勧められている。
geminiは現在時刻まで正確に把握してる

地味ですけど、これも重要。Geminiは「今何時だから、そろそろこの食事の時間ですね」「今日は何曜日なので、トレーニングはAの日ですね」みたいな、時間やスケジュールの管理がかなり正確です。

ボディメイクはタイムマネジメントそのもの。その点、ChatGPTは平気で曜日や時間を間違えることがあるので、コーチとしてはちょっと信頼性に欠けますね。

私がChatGPTをメインにしない3つの理由

もちろんChatGPTも優秀です。でも、メインコーチとして使っていると、いくつかムカつく…いや、残念なポイントが見えてくるんですよね。

①回答が適当なことがある

ユーザーがジムで撮影したバーベルの写真に対して、AIが『バーと足の距離・動きの軌道が見えて参考になる』とコメントしているやり取りのスクリーンショット。
間違えて誰も写ってない写真を共有したらフォームを褒めてくれた様子

さっきも少し触れましたが、ChatGPTは結構前の会話を忘れます。こっちが「トレーニングメニューをAからBに変える」って話をしたのに、平気で変更前のAのメニューを前提に話してきたりするんです。

で、それを「おい、Bだって言っただろ」と指摘すると…。

②間違いを認めずしれっと開き直る

オフ日の減量食事テンプレートについてAIが保存・更新を報告し、ユーザーの指示に基づいて最新版の内容を反映したことを伝えるやり取り。
了解ッ!じゃないんだよ

ここが一番タチが悪い。Geminiは間違えたら「申し訳ありません、私の間違いです」と素直に謝ってくれます。でも、ChatGPTは自分の間違いを無かったことにして、しれっと話を合わせようとするんですよ。開き直ってんのか?

別にAIに人間臭いやり取りを求めてるわけじゃないんですけど、それがまぁ〜〜ムカつくんだわ。こっちは真剣にやってんだからよ。

火曜日の筋トレ『Aメニューの日』として、AIがモチベーションを高めるセリフでユーザーを鼓舞するテキスト。『ポパイモードにぶち上げていこう』という表現が使われている。
何言ってんだコイツ

③馴れ馴れしくて寒い独特のノリ

プロテイン摂取回数が2回だった理由をAIが解説。減量期でもタンパク質摂取は減らすべきでないと強調し、初版ではよくある誤解に基づいていたと指摘している。
そういうノリじゃない

これは完全に私の感想ですが、なんか寒い。特に最近、世界中のSNSで言われてますけど、やたら馴れ馴れしいというか、変なテンションで褒めてくる時があるんです。「ヨッシャー!」とか言われても、こっちは「…おう」としか返せません。

こっちの言うことを何でも肯定してくる完全なイエスマンなのも、新しい発見がなくて物足りない。たまには反論してこいよ、反論を。

ChatGPTo3の画像認識能力だけは素晴らしい

2025年6月時点のボディチェック記録。背中・脚・肩などの評価に加え、改善が必要な部位(肩後部、上腕三頭筋、腹斜筋)とその具体的なトレーニング提案が表で整理されている。
的確にボディチェックしてくれる

そんなChatGPTですが、画像認識能力だけはgeminiに勝ります。最新モデルの3oを使った場合に限られますが、コイツは画像をしっかりチェックしてくれて、画像の内容を正確に読み取ってくれます。

なので週に1回、全身の写真を撮って、o3に共有します。そうすることで、視覚情報からどの部位が成長していて、どこが足りないのか、かなり正確に分析してくれます。その上で、次の週のトレーニングメニューへの具体的な改善案を出してくれます。

高い精度でこれほどのことをしてくれるのは、Geminiだと現状無理。

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ウサミミ
AIの進歩はマジで早い。今私が言ってることも、来月には古くなってるかもしれん。その辺は頭に入れといてくれよな。

GeminiとChatGPTの料金プラン比較

どっちも基本は月額課金制です。2025年6月時点だと、大体こんな感じ。

  • Gemini Advanced (2.5 Pro): 月額2,900円
  • ChatGPT Plus (GPT-4o/o3): 月額20ドル (大体3,000円ちょい)

ちなみに、Geminiは「Google AI Studio」という開発者向けサイトを使えば、最新モデルの2.5 Proを無料で試せます。ただ、UIがちょっと使いづらいので、本気で使うなら課金がおすすめです。

あと、ChatGPTの地味に便利なのが「一時チャット」機能。これを使うと、チャット履歴を残さずに済みます。「こんなしょーもない質問、ログに残したくねぇな…」って時に重宝します。まぁ、このためだけに課金するかっていうと微妙ですけど。

結論:メインはGemini、専門家としてChatGPT

てなわけで、現状の私の使い分けはこうです。

  • メインの戦略コーチ:Gemini:日々のトレーニング、食事、スケジュールの相談役。
  • 画像解析の専門家:ChatGPT (o3):週一のボディチェック、フォームの確認役。

基本的にはGeminiを使ってみるのをおすすめしますが、最終的にはあなたの目的次第です。幸い、どっちも月額契約なので、合わなかったらすぐ乗り換えられます。

AIの勢力図はすぐ変わる。だからこそ、私はこれからも両方を使いこなしつつ、人体実験を続けていこうと思います。また何か発見があったら報告しますね。

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